Mendeley Word plugin が Click-to-run (クリック実行形式)非対応

最近Wordでウィンドウを2つ以上開くとカーソルキー移動が重く,長押しして移動が遅く,放したらしばらく移動し続けるという挙動がずっと続いていた.原因がよくわからず,時折Wordのオプションをいろいろと弄ったり,NVIDIAGPUを積んだPC2台で起こっていたためグラフィックドライバの設定を見直してみたりしてはいたものの今日まで解決できずにいた.

今日ふとOfficeセーフモードなるものがあるのを知り,セーフモードで起動した場合には重くならないことを発見した.Word add-inが怪しいので,何か入っていたかなと思いつつ設定ウィンドウを開いてみたところ,Mendeley-1.19.8.dotmの1つのみリストされていた.まさかこれかと思い,外してみたところ見事に軽くなった.犯人はお前だったのか.

しかし,論文を書く時には便利なため何とかならんかと調べてみるとどうやらclick-to-run versionのWordはサポートしていないとのこと.

https://service.elsevier.com/app/answers/detail/a_id/23237/supporthub/mendeley/p/16075/

では,そのclick-to-run (日本語だとクリック実行形式) とやらではないOfficeに戻せば良いのかと思って調べてみると,Office 2016まではあったもののそれ以降はすべてclick-to-run形式と出てきた.そしてOffice 2016はメインストリームサポート期限切れ.延長サポートのみ.そもそもOffice 2016のライセンスは持っていなかった.手詰まり.

ということで当面は必要時以外はMendeley Word pluginは実際に使うとき以外はアンインストールして,必要なときのみインストールというスタイルで運用しようかと思う.

原因ははっきりしたがちゃんとした解決方法がなくて残念.早く対応してくれ.そもそもclick-to-runになってから相当期間が立ってるはずだろうに.